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Viva! 言語的多様性

拙ブログ、訪問者数が久しぶりの活況です。
超突出して読まれている記事もなく、まんべんない状況、
うれしく思います。

*

http://www.moo-azumino.com/main/Diary/2017.3/diary2017_3.html

Mooさんがさらに詳しく富山弁についての記事を書いてくださいました。
娘婿どのの、呉西方言による我が「幸嗣の母」のセリフ添削もいただきました。
富山弁は有数の「かわいい」と評判をとっている方言です。
Mooさん、チャーミングな富山弁女性シンガーのvideoもつけてくださって、
いやはや、こんな富山弁を言ってもらえたらと夢想した次第。

方言のすばらしさ、おもしろさにあらためて感動しています。

會津弁だって市町村単位、いや、地区単位ですらvariationがあります。
Kは私と同郷ながら、地区が違います。語彙、言い回しの違いがあります。
喜多方は東隣ですが、ここのはもう大幅に我が故郷のことばとは異なるのです。
なにしろまずイントネーションがまったく違う。
喜多方は北関東・南東北共通のそれです。U字工事の<あれ>です。
我が故郷にはそれが一切ありません。新潟弁(と言ってもこれもいくつもvariations
がありますが)と會津弁がオーヴァーラップするところなので、中和が起こったのです。
とは云え、その中和が起こったところも、当然越後の人々と交流交易があったところに
限られるようです。つまりは街場だけに起こったことなのです。周縁部には喜多方に
近いイントネーションが確認できます。

以前も書きましたが、新潟弁は分類的には西日本系ということになります。
富山弁はむろん西日本系です。私には両者の若干の類似性が感じられます。

だからどうした、ですけれども。

*

今日はもう疲れました。
寝ます。

どなっつぁまも、こなっつぁまも、まずまず。

おやすみなんしょ。



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If you really love your country

わらわしの歌(「荒鷲の歌」のもじり)

見たか赤壁この勇姿
日本男児が精込めて 
造って育てた我が校舎
国の守りは引き受けた
くるならきてみろ赤野郎 
ブンブン クレーン ブンと回せ

誰がつけたか笑わしの 
名にも恥じないこの論法
民意も野党もなんのその
爆弾事実抱え込み 
奈良三重くらいは一跨ぎ 
ブンブン 推薦 ブンととるぞ

金だの土地だの醜聞越えて 
やまとごころがわが心 
儒教の日本知ったかと
今日もまた読む<からごころ> 
御苦労しっかり頼んだぜ
ブンブン ブン屋 ブンと飛ばせ

壇に日の丸掲げてる 
大和魂の持ち主だ 
敵はあらましつぶしたが
あるなら出てこいおかわりこい 
ペラペラしゃべれば傷つくぞ 
ブンブン 野党 ブンと一蹴

本歌

見たか銀翼この勇姿
日本男児が精込めて
作って育てた我が愛機
空の守りは引き受けた
くるならきてみろ赤とんぼ 
ブンブン荒鷲ブンと飛ぶぞ

誰がつけたか荒鷲の 
名にも恥じないこの力
霧も嵐もなんのその
重い爆弾抱え込み 
南京くらいは一跨ぎ 
ブンブン荒鷲ブンと飛ぶぞ

金波銀波の海越えて 
雲らぬ月こそわが心 
正義の日本知ったかと
今宵また飛ぶ荒鷲よ 
御苦労しっかり頼んだぜ
ブンブン荒鷲ブンと飛ぶぞ

翼に日の丸乗り組みは 
大和魂の持ち主だ 
敵機はあらましつぶしたが
あるなら出てこいおかわりこい 
プロペラばかりか腕もなる 
ブンブン荒鷲ブンと飛ぶぞ

(英霊も泣いてゐるぞ、)


返歌

愛国のこと言ふならば
大御心を知りなさい
陛下は平和を尊ばれ
分け隔てない友好の
旅をば己が命(めい)とされ
けふも異国に赴かれ
あすは苦しむ人の傍
愛あるお言葉下さるる

日本会議の重鎮も
森友保守に非ずといふ
ネトウヨ呼ばはりされてなほ
理事長あなたは何とする
ネトウヨの人何とする

ここは一番保守右翼
再編の時期到来す
理事長すべて話しなさい
それがすなはち愛国の
証となるぞ
さうしなさい


<追記>

長野県消防防災航空センターのヘリに乗られ、遭難された皆様、
衷心より哀悼の意を表します。

あなたがたこそまことのpatriotsであり、
またcosmopolitansでいらっしゃいました。



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蹉跌集め -30- [小説]

30

高田は藤熊に電話をする。

「克さん、すんません、話がどうもうまくいかなかったんです。」

「あらら。何を言ったの?」

「いや、あのー」

「お前さ、ミュージ、前から言おう言おうって思ってたんだけど、お前ほんっとに
『いや、あの』ってよく使うよな。なんでも他人の言をまず『いや』って
言って否定する。」

「いや・・・今度こそ否定ですけど、そんなことはないんです。口癖で。」

「やめた方がいいぞ。」

「はい。」

「で、どうした。」

「い・・・あのー、僕が日本語でやる気はあるかって訊いたら、俄然ヘソ曲げましてね。」

「あー、そっか。でも、そんな今の時代、日本語も英語もないだろー。」

「彼女もそう言いました。」

「むしろお前、このインターネット時代、英語で日本人歌手が歌えることなんて
プラス要素以外ないんじゃないの?国内リスクなんてあってもちっぽけで、相殺して
余りあることだろうよ、英語で歌えるって超アドヴァンテージだよ。」

「いや、あ・・・野津田部長がそれ訊けって言ったんで訊いたまでなんすよぉ。」

「ああ、<のった>君か。乗ったって言っておきながらケチつける。」

「はい。大昔の折田(おりた)部長の方がよっぽど積極的・肯定的でしたよね。」

「だから社長にまで昇りつめたんだよ。」

「そうっすよね〜。」

「で、ヘソ曲げた?見たの?」

「なにつまらんこと言ってんすか・・・。拒否されましてね、そんであの歌を
あのままで採用するかどうかをもう一回諮ってくれって。」

「なあ、ミュージ、お前さ。」

「はい。」

「悠奈ちゃんの歌、どこら辺まで理解してお前は推したの?」

「いや、あの・・・はい、あのー、まあ、俺って英語ナマナカっすから、
本当の意味で理解しているってはとても言えないっすよ、ええ。」

「お前でも確か国際ナントカ学部とか出てんじゃなかった?」

「情けないっす。」

「アーティストやるときは、そのアーティストに惚れ込まなきゃ。」

「はい!」

「バカ、お前、ナ二うれしそうな返事してんの?なんか勘違いしてない?
アーティストとして惚れ込むんだよ。たとえ趣味じゃない音楽をやっていても、
理解しようって常に努めて、好きだって思い込むくらいじゃないと。」

「ウス。」

「んで、野津田君は日本語が絶対条件だって?」

「いいえ、できればってことでした。」

「フー。じゃあ、俺から話してみるから、のった君に俺に全権委任するよう言っといて。
ダメならすぐ電話寄こせって。」

「了解ス。すんません、先輩。」

「な〜にが、先輩だよ。じゃね。」




光から芳樹、ケンスキー、周平に集合がかかった。
芳樹たちは何が語られるか戦々恐々として世田谷通りの定(じょう)ファミレスに集った。

「みんな、この間(かん)のこと、あらためて謝ります。」

光が頭を下げた。

「俺、藤熊さんに褒めていただいたあの曲、みんなの力を借りて、どうしても仕上げ、
JAPPSを世界に知らしめたいって強く今思ってるんだ。」

芳樹たちは真剣に聴いていた。

「俺、悠奈のこと、当面のライバルだって看做すことにした。あっちは身軽で、
しかもあれだけの女性だし、あっという間にレコード会社と契約っていうところ
まで行ったそうだ。競うことにどれほどの意味があるかは知らないけれど、
とにかく今回のことを糧にして、さらに乗り越えて、悠奈にまずは追いつきたい。
みんなの協力をお願いしたい。もちろん、JAPPSとして全員のこととして。」

「よく言ったよ、光。」

芳樹が言った。ケンスキーも周平も頷いている。

「でも、お前、幸嗣が一緒じゃなきゃって言ってたろ。」

「ああ」

と言って光は手を挙げた。すると遠くの陰になっている席から長身の男が立ち上がって
彼らの席へ近づいてきた。

「幸嗣!」

芳樹たちは驚き入った。

「Flabbergasted!」

とケンスキーが戯けて言った。

「よ、みんな、この前は来てくれたのに追い返しちゃってすまなかったな。」

幸嗣が言い、光の隣に座った。

「光が昨日勇気持ってまた来てくれて、話し合った。誤解が解けたし、
さらに共通の目標も見出せた。もちろん、ひとつはお前らとJAPPSをほんとの
バンドに成長させて世界を狙うこと。そして、悠奈に負けないことだ。
これは俺と光の目標だから、お前らには関係ないんだけど、JAPPSが成長し、
ほんとのバンドの音を出せたら、それ自体が悠奈に負けないことだから。」

幸嗣の表情は晴れ晴れしていた。
芳樹たちは心からうれしく思った。

「そっか。」

芳樹がそう言って何度も頷いた。

「よし、やろう。バンドってのはこういうもんだって、聞かせつけてやろう!」

「聞かせつける?」

周平が言った。

「ああ、見せつける、じゃないからな、音楽は。」

ハハハハとみんなが笑った。全員が笑うなんてなんと久しぶりのことだろうとめいめいが
思っていた。

「で、1曲入魂でいいと思ってる。」

幸嗣がキッパリと言った。

「光の歌、聴いたよ。詩も俺のことかって思ったよ。あれで行こう。」

「おお!」

ケンスキーが唸った。

「あの『someone else』の歌でいいんだ、幸嗣。」

幸嗣は、無理しているようにも聞こえたが、呵呵大笑した。

「それも光とご同様の興味さ。嫉妬丸出しのソロ弾いたる!」

「嫉妬丸出しのヴォーカルとリードギターか。」

ケンスキーが今度は呵呵大笑した。

「そりゃ、いいや!」

JAPPSのメンバーたちはそれから大食いした。
彼らが別れるとき、春宵が彼らをやさしく暖かく包んだ。


<つづく>




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リアル富山弁

Mooさんから本当にご丁寧なメールをいただきました。
幸嗣は呉東(富山市の呉羽山から見て東の富山県地域)の黒部の出身だが、
母親が氷見(同・呉西)の出ということで、その辺りが複雑なんですね。

ふつう息子は母親のことばに影響を受けるものでしょうから、黒部で幸嗣が氷見地方の
方言で同郷人と話していることはないにしても、少なくとも母子の間では十分ありうる。

Mooさんは「トーホグマン」のとき同様、またPDFファイルに物語をまとめて
下さっています。

http://www.moo-azumino.com/main/Link/satetsuatsume_no.1.pdf

幸嗣のお母さんの富山弁が実にみごとにホンモノになっています!
感動します。本当に。

心から感謝申し上げます。

昨日CATVで「コナン」とかやっていて、見てたわけじゃないけれど似非大阪弁が
延々と話されて腹が立ちました。明らかに非大阪人が<もどき>で
長広舌するんですから。
私が大阪人でなくてもイライラします。

ネイティヴのことばって、やっぱりスゴイですね。

そうとしか言いようがない。


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