So-net無料ブログ作成
検索選択

Virtue is the only fortress of humans

脳による競技、つまり囲碁将棋やチェスにAIが関わってしまうことはかなり
競技者たちにとって致命的な出来事になりうるだろう。
将棋ではもう十年くらい前には詰め将棋においてAIの解答の速さ、正確さは人間を
圧倒していたのだ。そしてないと言われていた「大局観」や構想力すらも身につけて
しまった今、おそらくもう羽生三冠でも太刀打ちはできないと思われる。
(なぜならより複雑な囲碁においてすら、世界最強者が大きく負け越しているから。)

肉体競技で、ロボットが人間をどんなに打ち負かしても、そのことに意味を感じる人は
ほとんどいないだろう。例えば走ることにおいて、人間は最初から多くの動物に負けて
いた。Voltがどんなに速かろうが、チーターはおろか、犬にすらも負けるだろう。
だから今更ロボットに負けても、なんの屈辱もない。

しかし脳を使う競技においては事情が違う。
必ず詰みがある詰め将棋でAIに負けることはプロ棋士でも許せたであろうが、
正に一手目からの将棋で、つまりは事前の作戦や構想力や大局観という人間の「専権」
まで侵されてしまいボロ負けしてしまっては、もうシャレにならない。
(実際もうそういうことがプロ棋士が相手で何局も経験されている。)

そんな中、そのAIの力を借りて人間同士の対局をしたのではないかと
三浦九段が疑われた。疑った側の人々が今や、証拠なし、不正を決めつけるような発言や
暴言が名誉毀損に問われかねない事態となって、「そんなこと言っていない」と無様な
言い訳を始めている。

Computing(計算)において人間が負けるのはしかたがない。
でも、<人間らしい態度>の中の美徳とされるものを失うことはしかたないでは
済まされない。それこそがAIにはきっと<今のところ>身についていないvalue、
そしてvirtueなのだ。

本当に、人間同士の将棋の意味が薄れ始めているし、AIが優位に立ってしまった今、
ではその価値は何かということをプロたちが示さねばならないのに、
何をやっているんだろう、彼ら彼女らは。

箝口令が敷かれているようだが、そのことを今回の疑惑を契機にして侃々諤諤議論する
べきではないのか。

「女流」たちは何食った、どこどこ行った、こんな人たちと知り合ったなどと、
まあ、今までの日常性を墨守することで動揺を抑えているかのようにしているー
あるいは本当に問題意識を持てない極楽トンボぶりを今日も発揮している。
男性棋士たちは、ほんの二三人を除いて、これほどの危機に際して声を上げない。
ある九段は対局時間を間違えて、優勝者が正にAIとの勝負をする叡王戦の準決勝を
スッポカして不戦敗になったりしている。


ー将棋指しのみなさんよ、大平六段の言うとおりですよ!

「奨励会5級の弟子の棋譜を並べている先輩がいて、見せてもらったら元気いっぱいで、
素晴らしい将棋でした。しかも小学生。こういう子達がスターになるまで、
耐えられますかね?うちの団体は。」



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。